企業案件の営業と必要スキルURACHIKA 36
勉強会㊱ 2026年9月6日(日)21:00〜22:30 講師: 園長 約90分(講義70分+Q&A20分 目安)
⏰ いつもより30分早い開始 🔊 終了後は 路地裏(フリートーク)へ

企業案件の営業と必要スキル

売り込まずに選ばれる。教えられる人になる。

前回の配信で出た3つの質問 —「案件はどう取ってきた?」「企業で求められたスキルは?」「営業が苦手でも仕事につなげるには?」— に、AI企業で約1年・50社300名以上に教えてきた園長が答える回。営業のプロの話ではなく、「教える側」から見えた営業と、必要だったスキルの実像を話す。

この90分で持ち帰るもの

  1. 営業は「説得」ではなく「見せる」と理解し、自分の「3つの見せる」を書いて帰る
  2. 売り込み感なく仕事につながる順番を持ち帰る
  3. 案件の入口5つと「個別サポート→企業案件の階段」から、次の一段を決める
  4. 企業案件で求められたスキルの実像を知り、自己診断で今の位置と次の一歩を決める
  5. 今週やる宿題3つを持ち帰る
ノートPCを開いて作ったものを見せる柴犬と、身を乗り出して画面をのぞきこむ社長風の白猫のイラスト
今夜の話は、この一場面にほとんど入っています。説明する前に、開いて見せる。
要点03先に結論

迷ったらここに戻る

要点まとめ

今夜の90分は、この3行につながっています。3つの質問への答えも、全部ここから出てきます。

1

営業は「説得」ではなく「見せる」

できることの現物やらないままの未来受けた後の未来と事例。言葉で押すのではなく、PCを開いて、その場で作って見せる。そのうえで、削減できる時間と浮く金額を数字で裏打ちする

2

売り込まなくていい状態を作る

いいサービスに自信を持つ → 苦手意識が消える → 押さずに情報を出す → 相手が「受けないと損」と思う → 相手から「受けたい」と言われる。決めるのは相手

3

企業案件の相手は、ほぼ初心者

求められたのは最先端より「基本パッケージを教え、ヒアリングし、一緒に作り、伴走する力」。そして、学びの最短は「教えること」。

質問03今夜の出発点

目安 5分メンバーからの要望回

今夜の3つの質問と、園長の立ち位置

今回はメンバーから出た3つの質問に答える回です。質問は匿名でまとめています。それぞれ、どの章で答えるかを先に置いておきます。

1質問①
AIコンサルを始めたのは、前の会社がそういう仕事をしていたから? 案件はどうやって取ってきて、どう今の形になったのかを聞きたい
2質問②
企業案件で具体的にどんなスキルが求められた? 企業の規模にもよると思うけど、レベル感と、どうカバーしていくかを知って、学びのロードマップを練りたい。自分に必要なスキルをどうつけていくか
3質問③
個別サポートを伸ばしつつ企業案件にも進みたい。自治体なども視野に入れるなら何を準備する? 今の実績からどうステップアップするのが現実的? 営業・言葉で売り込むのが苦手。営業が苦手でも仕事につなげる方法、売り込み感を出さずにサービスを伝える方法を知りたい

今夜話す人の立ち位置

約1年AI企業で 50社担当した企業 300名+教えた人数
  • いま人気のAI企業で、AIコンサルタントのメイン担当として教えてきた
  • 営業自体は担当していない。営業担当が何をしていたかは、間近で見ていた
  • 営業をしている AI起業家からも話を聞いている
今夜は「営業のプロの話」ではなく、「教える側から見た営業の話」です。
🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • なぜこのテーマを今やるのか
第1章01現場

目安 10分質問①

企業案件の現場は、こうだった

まず「実際にどんな仕事だったのか」から。園長の入口は、個人で営業して案件を取る道ではなく、AI企業の中で教える側になる道でした。

いま人気のAI企業に約1年。AIコンサルタントのメイン担当として、50社・300名以上に教えました。営業は担当外で、営業チームが取ってきた案件を「教える側」として受け持つ立場です。だから今夜の営業の話は、現場で受け取る側から見えていたことが中心になります。

現場の流れ(4ステップ)

1

基本パッケージを全員に教える

AIの基礎・応用・開発の仕方。まず全員に同じ土台を渡すところから始まる。

2

ヒアリングする

作りたいものは何か。何をすれば業務効率化になるか。相手のニーズを聞き出す。

3

作り方まで提案して、一緒に作る

「こういう作り方がいいですよ」まで踏み込んで、その場で一緒に手を動かす。

4

伴走する

実際に作ってもらい、うまくいかなければ支える。ここまでが1セット。

園長「この形がベストだった」
意外だったこと

相手は基本的に初心者でした。高度な開発力を見せることより、初心者にわかるように伝える力のほうが求められた。ここが、今夜のスキルの話(第5章)につながります。

やってみて分かった本音

相手の専門知識が高い分野は、こちらが難しかった

相手はAIでは初心者でも、業務ではプロです。専門性の高い業界の研修は、こちらの業務理解が追いつかないと難しい。ヒアリングと業務理解に時間をかける理由は、ここにあります。

やりたいことは動画系が多かった(特にIT系)

当時は動画生成の性能が弱く、ベストプラクティスを用意できませんでした。いまは動画生成でできることが大幅に増えたので、提案の幅は当時より広がっています

営業担当は何をしていたか(園長が見ていた範囲)

案件を持ってくる人たちを横で見ていて、共通していたのは「説得」ではなく「見せる」だったこと。うまい言葉で押すのではなく、できることと事例を、目の前で見せていました。

→ 第2章「営業は説得ではなく見せる」へ

もう1つの入口: 教える側として会社に入る

園長のルートは、個人で営業して案件を取る道ではなく、AI企業の中で教える側になる道でした。営業は会社が担い、自分は教えることに集中して経験を積めた。個人で全部やる前に、この道もあります(正社員・業務委託・講師登録など、形は会社次第)。

図01企業案件の現場の流れ
企業案件の現場の流れ4ステップ(全員に教える→ヒアリング→一緒に作る→伴走)を並べた図解

図: 教える → 聞く → 一緒に作る → 伴走する。この4ステップが1セット。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • 初めて企業研修に入った日、相手がどれだけ初心者だったか
  • 1年で50社を回って見えた共通点
第2章02見せる

目安 12分今夜の芯

営業は「説得」ではなく「見せる」

園長の営業論の芯はここです。自分が何ができるか具体的にどういうものを作ってきたかを、PCを開いて見せる。相手と話しながら、その場で開発する。相手のヒアリングをする。

3つの見せる

① できることを現物で見せる

言葉で説明しない。PCを開いて、作ってきたものを見せる。ヒアリングしながら「それ、今ここで作れますよ」とその場で作る(ライブ開発)。

② やらないままの未来を見せる

AIをこのまま使わなかったら、この会社・この業務はどうなるか。事実ベースで・相手の業種で・数字は相手のもの(残業時間・件数)を使う・脅さない。

  • 同じ手作業に人手を割き続ける
  • 競合が先に効率化する
  • AIを使える若手が「使えない職場」を選ばない
  • 作業が属人化したまま残る

あくまで「起きうることの例」。相手の現場で確かめてから使ってください。

③ 受けた後の未来と事例を見せる

自分のサービスを受けると、いつまでに何ができるようになるか。他の人・他社の事例をしっかり見せる(数字・ビフォーアフター・本人の言葉。許可を取って、匿名化して)。

数字で見せる(現場で一番効いた)

園長が現場で一番効いたと言うのが「数字」です。研修を受けたら何時間分の業務を削減できるか、何万円分浮くか、人件費がいくら減るかを、AIに試算させて出します。

① 削減できる時間

週◯時間・月◯時間。作業時間 × 件数 × 人数から出します。

② 浮く金額

削減時間 × 時給の目安=月◯万円。時給は相手から聞いた目安を使います。

③ 減る人件費・外注費

いまその作業にかかっている費用のうち、減る分。外注している作業があれば、そこも含めて見ます。

すべて相手の数字(作業時間・件数・人数・時給)から出す試算です。前提を添えて「試算」と明記し、盛らないこと。
金額が出ると、目の前の担当者が「上司を説得する材料」を持ち帰れる。決裁は相手の社内で決まる。数字は相手の武器になる。

試算の手順(3ステップ)

  1. 1ヒアリングで数字を聞く作業時間・件数・人数・時給の目安。相手が持っている数字だけを使う
  2. 2AIに前提つきで試算させる「この作業をAI化したら週何時間・月何万円浮くか、前提つきで試算して」と頼む
  3. 3前提と一緒に確認して、資料に載せる出た数字は前提ごと相手と確認してから使う。根拠のない数字は言わない

「現物を見せる」ための準備リスト

  • 作ったもの3つを、すぐ開ける状態にしておく(ブックマークかフォルダ1つに)
  • 使う前・使った後の比較を1つ(時間・件数など、相手が想像できる形で)
  • 5分でその場で作れるデモを1つ(失敗した時の代替も用意)
  • 事例1枚(本人の許可済み・匿名化済み)
  • 削減できる時間と金額の試算(相手の数字をAIに入れて、前提つきで出す)
図023つの見せる
営業は説得ではなく見せる — 現物・やらないままの未来・受けた後の未来と事例、の3つを並べた図解

図: 現物を見せる/やらないままの未来を見せる/受けた後の未来と事例を見せる。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • PCを開いて見せた時の相手の反応
  • その場で作る、を初めてやった時
第3章03順番

目安 12分質問③

売り込まない営業の順番

「営業・言葉で売り込むのが苦手」への園長の答えは、テクニックではありません。苦手意識を持たないことと、自分のいいサービスに自信を持つこと。この2つが先です。

自信を持てば、売り込むことへの嫌な気持ちや苦手意識がなくなる。そうすると売り込み感を出さずに済み、相手に「絶対に受けないと損」と思ってもらえる。すると売り込む必要がなくなり、自然と、こちらが情報を出すだけで「受けたい」という気持ちになってもらえる — というつながりです。

売り込まない営業の順番(5段の連鎖)

  1. 1いいサービスに自信を持つまず中身。自信は気合ではなく、証拠から作る(下記)
  2. 2苦手意識が消える自信があると、伝えることが嫌ではなくなる
  3. 3押さずに情報を出す説明ではなく、情報の提供。相手のペースで読んでもらう
  4. 4相手が「受けないと損」と思うこちらが言うのではなく、相手がそう感じる状態を作る
  5. 5相手から「受けたい」と言われるここまで来ると、売り込みという行為がいらなくなる

決めるのは相手。こちらは材料を出すだけ。

絶対にやらない営業

やらない

悪いサービスを、口がうまいから売る

これだけは絶対にやらない、と園長が言い切っているのがここです。中身が伴わないものを言葉の力で売るのは、最初の1件は取れても、その先が続きません。

目指す

いいサービスを、現物で見せる

目指すのはこの逆。中身がいいものを、作ったもので示す。口のうまさはいりません。だから「話すのが苦手」は、致命傷になりません。

図03売り込まない営業の順番
売り込まない営業の順番。自信を持つ→苦手意識が消える→押さずに情報を出す→受けないと損と思う→受けたいと言われる、の5段の連鎖を描いた図解

図: 5段の連鎖。上から順に積み上がると、最後は相手から「受けたい」が出てくる。

図04絶対にやらない営業/目指す営業
悪いサービスを口のうまさで売る営業と、いいサービスを現物で見せる営業を左右で対比した図解

図: 左が絶対にやらない営業、右が目指す営業。違いは「口のうまさ」ではなく「中身と現物」。

自信の作り方(候補)

自信は気合ではなく「証拠」から作れます。

  • 受講者が変わった事実を記録する(できるようになったこと・浮いた時間)
  • 自分のサービスを、自分が一番使う
  • 「話す」が苦手なら「見せる・書く・聞く」に土俵を移す

売り込み感を出さずに伝えるには?

説明するのではなく、相手の困りごとを聞いて、その場で小さく解決して見せる。情報は出す、押さない。決めるのは相手。

言葉が苦手でも仕事につなげる5つの手(候補)

1

現物で語る

作ったものに語らせる。うまく話せなくても、動くものは伝わる。

2

書いて伝える

資料・note・事例1枚。その場で話す代わりに、読んでもらう。

3

相手に話してもらう

ヒアリング。聞き上手は武器になる(質問はブロックAにあります)。

4

体験してもらう

無料の体験回・その場で1つ作る。説明より速い。

5

紹介してもらう

満足した人に「同じ悩みの人はいませんか」と1件頼む。売り込まなくていい入口。

図05言葉が苦手でも仕事につなげる5つの手
言葉が苦手でも仕事につなげる5つの手(現物で語る・書いて伝える・相手に話してもらう・体験してもらう・紹介してもらう)を並べた図解

図: 話す以外にも土俵は5つある。得意なところから始めれば十分。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • 営業をしているAI起業家から聞いた、売り込まない人の共通点
第4章04入口

目安 12分質問①③

案件はどこから来るか

園長自身は、会社の中で案件を受ける側でした。ここからは、園長が見聞きした範囲と一般論から「入口の候補」を挙げます。当日、園長が取捨選択して話します。

この章の内容は「候補」です。断定ではありません。自分の状況に合うものを1つ選ぶ材料として見てください。

案件の5つの入口(候補)

1

紹介

満足したクライアント・受講者に「同じ悩みの人はいませんか」と1件頼む。一番強く、売り込みがいらない入口。

2

発信

note・SNS・動画で「教えている姿」「作ったもの」を出し続ける。現物の公開は、24時間動く「見せる」。

3

勉強会 → 個別相談

無料/少額の勉強会で「できること」を見せ、終了後に個別相談へ。ウラチカと同じ型。

4

受講者の職場から

個別サポートの受講者は、会社の中の人でもある。「会社でもやりたい」の一言が企業案件の入口になる。

5

公募・自治体

商工会議所・商工会のセミナー講師公募、自治体のデジタル関連事業の公募など。書類の準備が要る。

まず1つの入口を太くする(全部同時にやらない)

個別サポートから企業案件への階段(質問③・候補)

  1. 1

    個別サポートで成果を出す

    いま持っている土俵で、相手が変わった事実を作る。

  2. 2

    受講者の職場で小さな研修(数名・90分)

    いきなり全社ではなく、数名から。ここが企業案件の最初の1段。

  3. 3

    事例にして見せられる形に

    許可を取って1枚にまとめる。ここから先は、この1枚が営業をしてくれる。

  4. 4

    紹介で次の会社へ

    満足した相手に1件だけ頼む。売り込まなくていい入口をここで使う。

  5. 5

    自治体・中堅企業へ

    書類と実績が要る領域。ここは準備してから。

「今の実績からのステップアップ」の考え方

一段ずつ実績を積むこと。狙うのはいまいる段の1つ上だけです。5段目をいきなり狙わない。

図06案件の5つの入口
案件の5つの入口(紹介・発信・勉強会から個別相談・受講者の職場・公募や自治体)を描いた図解

図: 入口は5つ。まず1つを太くするのが先。

図07個別サポートから企業案件への階段
個別サポートから企業案件へ進む5段の階段(成果→小さな研修→事例化→紹介→自治体や中堅企業)を描いた図解

図: 一段ずつ。狙うのは、いまいる段の1つ上だけ。

自治体・公共系に向けて準備するもの(候補・一般論)

  • 屋号または法人格(書類文化。個人名より「事業者」として扱われやすい)
  • 実績一覧(何社・何名・どんな内容。数字と写真)
  • 講座カリキュラム(90分×N回の章立てが1枚で分かるもの)
  • 企画書・見積書・請求書の型(公募に出せる形)
  • 情報の取り扱い方針(受講者データ・入力禁止情報・利用ツールの規約)
  • まず「登壇した実績」を1つ作る(勉強会・地域の集まりでOK)
補足: 補助金・助成金の枠でAI研修を受ける企業もあります。制度は年度で変わるので、名前を出す時は公式サイトで確認してから。

よくある質問

料金は?

相手・内容・信頼関係次第です。まずは無料/ご飯/少額で0→1を作り、事例にして、次から適正価格へ。この資料では相場や単価は出しません。

実績がないのに営業できる?

実績は「作ったもの」と「教えた1人」から始まります。ウラチカ内や身近な人で、最初の1件を作るところから。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • 案件が来ていた流れで、外から見ていて効いていたと思うこと
第5章05スキル

目安 12分質問②

企業案件で求められたスキル

実像はシンプルです。相手はほとんど初心者。最先端の開発力より、基礎を、相手の業務の言葉で伝える力が求められました。

全員に教える基本パッケージ(3層)

① AIの基礎

仕組み・できること/できないこと・安全な使い方・社内ルール。ここを飛ばすと後が全部ぐらつきます。

② 応用

プロンプトの型・業務での使い方・自動化の考え方。自分の仕事に乗せるところまで。

③ 開発の仕方

ノーコード・GAS・Claude Code などで小さく作る。「作れる」を体験してもらう層。

ここからヒアリングで個別化 → 「こういう作り方がいいですよ」まで提案 → 一緒に作る → 伴走

求められるスキル5段階(園長の現場の流れから整理した候補)

Lv1

使える

主要なAIツールを自分の仕事で毎日使っている。プロンプトの基本の型を説明できる。

Lv2

教えられる

初心者に、AIの仕組み・できること・注意点を60〜90分で説明できる。デモを3つ持っている。

Lv3

聞き出せる

相手の業務を聞いて、AIで置き換えられる作業と、できない作業を切り分けられる。

Aヒアリングの10問(Lv3「聞き出せる」の道具)

置き換え説明: <会社名・部署> <日付> は相手に合わせて書き換える。

【AI導入ヒアリングシート】 相手: <会社名・部署> / 日付: <日付>

          1. いま、毎日・毎週くり返している作業は何ですか?(3つ)
          2. その中で「一番時間を取られている」のはどれですか? 週に何時間くらい?
          3. その作業は、誰が・どんな道具(Excel・メール・紙・チャット)でやっていますか?
          4. 「本当はやりたいのに、手が回っていないこと」はありますか?
          5. AIやツールで、すでに試したことはありますか? うまくいかなかった理由は?
          6. 社内でAIを使うときのルール(入力してよい情報・禁止事項)は決まっていますか?
          7. これが解決したら、浮いた時間で何をしたいですか?
          8. 半年後、どうなっていたら「やってよかった」と言えますか?
          9. 決める人は誰ですか? 予算や時期の目安はありますか?
          10. 逆に、私に聞いておきたいことはありますか?
Lv4

作れる

相手と話しながら、その場で小さなツール(GAS・Claude Code・ノーコード等)を作れる。

Lv5

伴走できる

導入後の定着まで(社内ルール・つまずき対応・次の改善)を継続して支えられる。

横断スキル(候補)

情報の取り扱い

入力してよい情報・学習利用の設定・社内ルール。企業案件では必ず聞かれる領域です。

翻訳力

技術の言葉を、非エンジニアの言葉に直す。初心者相手ではこれが本体になります。

資料化

話して終わりにせず、見せられる形に残す。そのまま次の営業材料になります。

期待値の調整

AIができないことを先に言う。あとで揉めないための、一番地味で一番効く技術。

規模別の違い(目安・候補)

企業規模別に、決める人・求められること・入り方・最初の一歩・注意点を比べた表
観点小規模(〜20名・社長と直接)中堅以上(担当者経由)
決める人社長本人。その場で決まることもある担当 → 上長 → 稟議。時間がかかる
求められること明日から効く業務効率化・具体的なツール研修としての体裁・カリキュラム・受講者数・セキュリティ確認
入り方紹介・個別サポートの延長紹介+提案書・実績一覧・見積書
最初の一歩90分の基礎講座+1つ自動化部署単位の研修 → 伴走
注意予算は小さめ。成果を早く見せる情報の取り扱いルールを必ず聞かれる

※ この表は目安の候補です。実際は会社ごとに違います。当日の園長の話が正。

図08全員に教える基本パッケージ
全員に教える基本パッケージの3層(AIの基礎・応用・開発の仕方)を積み上げた図解

図: 基礎・応用・開発の仕方の3層。これを全員に渡してから、個別化する。

図09求められるスキル5段階
企業案件で求められるスキル5段階(使える・教えられる・聞き出せる・作れる・伴走できる)を並べた図解

図: 使える → 教えられる → 聞き出せる → 作れる → 伴走できる。次の章で自己診断します。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • 基本パッケージに何を入れていたか
  • ヒアリングでよく出た困りごと
第6章06学び方

目安 8分質問②

学びのロードマップと自己診断

「必要なスキルをどうつけていくか」への答え。順番に置くと、こうなります(候補)。

  1. 1

    毎日、自分の仕事で使う

    使った記録をつける。記録がそのまま、あとで事例と自信の材料になる。

  2. 2

    誰かに教えてみる

    教えると穴が見える。自分がどこを分かっていないかが、その場で分かる。

  3. 3

    自分の基本パッケージを作る

    90分講座の目次+デモ3つ。これが「教えられる」の実体。

  4. 4

    ヒアリングを練習する

    身近な1人の仕事を聞いて、AI化できる作業を1つ見つける(ブロックAの10問で)。

  5. 5

    小さな案件で0→1

    無料/ご飯/少額でOK。まず1件やって、事例にする。

学びの最短は「教えること」

教えると、自分の穴が見えます。いきなり企業に教えなくても大丈夫。ウラチカ内で15分の発表をするのも一手です。

スキル自己診断

第5章の5段階を、いまの自分に当てはめてみましょう。当てはまるものにチェックを入れて「診断する」を押してください。判定は Lv1 から順に、連続してチェックが付いている一番上の段を「いまの位置」とします。

「結果をコピー」で 私はいま Lv2 教えられる/次の一歩: 〜 の1行がコピーされます。Discord のチャットに貼ってください。

図10学びのロードマップ5ステップ
学びのロードマップ5ステップ(毎日使う→教えてみる→基本パッケージを作る→ヒアリング練習→小さな案件で0から1)を描いた図解

図: 毎日使う → 教えてみる → 基本パッケージ → ヒアリング練習 → 小さな案件で0→1。

🎙 園長トーク

ここで園長が実体験を話します(資料には見出しだけ)。

  • 園長自身は何から順に身につけたか
実演03ライブ

目安 10分

実演メニュー

今夜の実演は3つ。全部、家でも同じ手順で再現できます。ヒアリングの10問は第5章のブロックAにあります(タブ2からジャンプできます)。

実演① その場で作る(5分デモの型)

台本(5手順)

  1. 相手の困りごとを1つ聞く(30秒)
  2. 「それ、今作ってみますね」と宣言する
  3. AIに指示を出す画面を見せながら作る(3分)
  4. できたものを相手に触ってもらう(1分)
  5. 「これを御社の◯◯に合わせると…」と次を示す(30秒)

準備物

  • 開くだけで動く環境(ログイン済み・すぐ出せる状態)
  • 失敗した時の代替デモ(作ってあるものを見せる)
  • 相手の実データは入れない(ダミーで)
ワーク03書く時間

目安 5分

ワークシート「自分の3つの見せる」

第2章の3つを、自分の言葉で埋めてみましょう。ここが埋まっていれば、次に人と会った時に「営業」をしなくて済みます。

何を開いて見せますか?(作ったもの・画面・ツール名を具体的に)

相手の業種で・事実ベースで。数字は相手のもの(残業時間・件数)を使う。脅さない。

誰がどう変わりましたか?(許可を取って、匿名化して書く)

書けた人はチャットに貼ってください。
注意06安全な言い方

ここは飛ばさないでください

注意・安全な言い方

今夜の話をそのまま外で使う前に、この6つを確認してください。信頼を落とさないための線引きです。

  • 「50社・300名以上」は園長個人の経験です。同じ結果を保証するものではありません。
  • 料金・収益の保証をしない。使う言葉は「狙える」「十分あり得る」「相手・内容・信頼関係次第」。
  • 「やらない未来」も「削減の試算」も脅しではなく事実ベース。数字は相手のもの(作業時間・件数・人数・時給)から試算し、前提を添えて「試算」と明記する。根拠のない数字を言わない。
  • 企業の情報の扱い: 打ち合わせで聞いた社内情報を外で話さない。デモで相手の実データをAIに入れる前に、入力してよい情報かを確認する
  • 事例を出す時は本人・会社の許可を取り、匿名化する。
  • 本資料の「入口5つ」「階段」「スキル5段階」「ロードマップ」「規模別」「自治体の準備」は、園長の経験をもとに一般論で補った候補です。当日の園長の話が正
宿題03今週やる

今夜の持ち帰り

宿題(今週やる3つ)

3つとも、今週のうちに終わる大きさにしてあります。やった人は Discord に貼ってください。

1

「できること・作ったもの」を3つ、すぐ開ける状態にする

PCですぐ開いて見せられるように、ブックマークかフォルダ1つにまとめる。これが第2章の「現物」になります。

2

身近な1人にヒアリング10問をやる

ブロックAの10問(3問だけでもOK)で聞いて、AI化できる作業を1つ見つける。

3

自分の基本パッケージの目次を書く

90分講座の章立てを、基礎・応用・開発の3層で。これが「教えられる」の入口になります。

結論03今夜の答え

3行だけ持ち帰る

結論

今夜の90分を3行にすると、こうなります。

今夜の答え

  1. 営業は説得じゃない。「現物・やらないままの未来・受けた後の未来」を見せる。そして数字で裏打ちする。
  2. いいサービスに自信を持てば、売り込まなくていい。押さずに情報を出す。決めるのは相手
  3. 求められるのは最先端より「初心者に伝える力」。基本パッケージ+ヒアリング+一緒に作る+伴走。教えると、穴が見える

今夜のあとは 🔊 路地裏(フリートーク)へ。話せる人は一緒に、チャットだけの参加もOKです。

夕暮れのオフィスで握手を交わす柴犬と白猫のイラスト
売り込まずに選ばれる、はこの形。見せて、聞いて、一緒に作って、伴走する。
出典04情報の元

この資料の元になった情報

出典

引用・エピソード・数値は、以下に書かれているものだけを使っています。

  1. 実体験園長の実体験(いま人気のAI企業で AIコンサルタントとして約1年・50社300名以上に教えた経験)
  2. 見聞き同社の営業担当の動き(園長が間近で見ていた範囲)と、営業をしている AI起業家からの見聞
  3. 候補本資料の候補部分(案件の入口・階段・スキル5段階・ロードマップ・規模別・自治体の準備)は、園長の経験をもとに一般論で補ったもの。当日の話が正です
  4. 質問ウラチカのメンバーから寄せられた3つの質問(匿名で要旨のみ掲載)